「大変そうな感じを醸し出す」行為によって...

バリア・フリーアドバイザーのたけちゃんです。
本日は、「大変そうな感じを醸し出す」行為によって...

 

 

時々、リハビリ場所の待ち合いスペースとかで

そこにいるおじいちゃんおばあちゃんに

電動車いすをうらやましがられることがあるんですね。

 

けっこう僕がひょうひょうと動くことがあって

さらにいろいろサクサクやるようにしてるのが、

たぶん楽そうだと思われてるんだろうな...

 

ジョイスティック1本で前進バック

そして曲がることも出来て

スピード調整も自由自在な訳なので、

そりゃそうなるのかもしれないですね。

自分も手動車いすの頃はそうだった

と思いますから。

 

しかし操作が簡単と言え高齢の人には

キビしいだろうな...というところですね。

僕は今まで相当壁とかにぶつかってきましたしね。

腕のスリ傷は絶えませんし。

外出時に歩道の放置自転車の塊を

ドミノ倒ししたこともありましたね。(苦笑)

 

あと前の車いすの調子が悪かった頃は

対「人」も何回かあったくらいですから。

でもまだ僕の場合は年齢が若いから

とっさの反応が早い分なんとかなってるだけなんです。

その時もそうでしたね。けっこうな間一髪状態。

 

こういうのがあると、

もっと大変そうな感じを醸し出した方がいいのかな...

というところなんですけど。

 

この大変そうな感じを醸し出す行為も

この前言っていた「助けられやすさ力」

のひとつなんですよね。

 

何かを手助けされる場面においては

この感じってけっこう重要なんですね。

いろいろサービス的なことに影響するというか。

まぁ手助け時に関係なく人間が生きていく上で

あらゆる場面で言えるんですが。

 


全然関係ないんですけど、

5,6年前にハズキルーペのCMが
流行ってたことがあったじゃないですか。

 

僕もけっこうハマっていて
あの頃はそのCMになぞらえて、
車いす生活におけるあらゆるもの・ことに当て込めて

ブログで紹介してたことがあったのですが、

 

なんか違和感を感じて、
コロナ渦に過去ブログを整理した時に
全部削除してしまいました。

 

今思うともったいないことを

してしまったな...なんですが、
上記の「電動車いす」をお題に

久しぶりにやってみました。

 

A:「本当に世の中の手動車いす

スッと動くことが出来なくて気分が悪い!」

「でしょ?」

 

A:「小回り具合も超慎重運転?も

しにくくて気分が悪い!」

「でも電動車いすに乗ると

(上手く操れるようになると)世界は変わる。

スッと動けちゃうんです!」

 

A:「日本の高度なテクノロジーが作りました。

なんて視野が広がるんだ!」

 

B:「操作も簡単な設計になっている。

長時間乗っていても運転が楽!」

 

A:(実演)「このようにちょっと誤って

壁とか柱にぶつかってもビクともしないんです!」

(対「人)はマズいです。)

 

B:「凄い!」

 

A:「この強度、さすがメイドインジャパン!」

「凄いぜ、電動車いす!」

 

B:「電動車いす、だーい好き!」