「感性を研ぎ澄ます」ための、ある方法!

バリアをバリアじゃなくして
出来ることをupさせる、
バリア・フリーアドバイザーのたけちゃんです。

本日は、「感性を研ぎ澄ます」ための、ある方法!


またカーリング熱上がってきてますね。

カーリングっていうか
あらゆる球技で言えることなんですけど、
ボールを投げる超直前というかホントの瞬間って
カーリングはストーンですが)
意識はどこに向いてるのか考えたことあります?

『え、そりゃ目標物っていうか
的になるものじゃないのか。
野球のピッチャーならキャッチャーミットで、
カーリングならスキップの人が
指し示す箇所でしょ。』

まぁ大まかに言えばそうなんでしょうけど、

ホントの瞬間、ボールとかを手放す一瞬って
そこなんでしょうか。
そこに意識は行ってるんでしょうか...

僕は違うと思うんですね。

どれくらいの力加減でいこうとか
この辺で手放そうとかに全集中していて、
的の方は見てるけど
実際は見えてない状態というか
頭の中を見ているんだと思うんです。

昔、巨人やメジャーリーグで活躍していた
ノールック投法の岡島投手っていたじゃないですか。
あの下を向いて投げる人。

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あれなんかまさにそのことを
証明しているんじゃないでしょうか。

ならば別に的を見て投げなくてもいいか...
ということでやり出したんですが、

僕はボッチャの投球の際に
目標のものを見ないで投げるんですね。
(かなりの前傾姿勢。
まぁそのほうが投げやすかったからなんですが)

直前まではっていうか
アドレス(投球準備動作)に入るまでの、
照準を合わせる動作の時までは
目標の箇所はガン観なんですけどね。


で、これをしているとある感覚
めちゃくちゃ刺激されるんですよね。

『ほ~、それは?』

はい、ズバリ、「距離感覚」です!

これはもちろん繰り返しの
反復練習で養えるんですが、

視覚をシャットダウンすることで、
この距離感覚を鋭くできるというか
抜群に安定性のあるものにできるので、
反復練習の量を減らすことが
できるんですね。(^-^)


ところで夏季パラリンピックの種目で
ゴールボールってあるじゃないですか。

知ってますよね。
けっこう知名度が上がりましたからね。
ボッチャと同様で...

ゴールボールとはパラスポーツのひとつで、
スキーのゴーグルのような
アイマスクで目隠しをしながら
鈴の入ったボールを転がし、
ゴールに入れることで(3人1組)
得点を競う視覚障がい者のための球技。

このスポーツ、視覚障がい者ならではの
研ぎ澄まされた聴覚で、
微妙な音を聞き分けそれに伴う攻防がまた面白い!

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このスポーツもまた、
「別の感覚を鋭くするには
視覚をシャットダウンすること。」
を証明しているんですよね。

私達人間には視覚や聴覚など
いろいろな感覚があり、
その内メインで使っているのは、
「視覚」と「聴覚」と「体感覚(触覚)」
の3つみたいなんですが、

視覚を聴覚と体感覚でカバーする
スポーツというか...

聴覚が発達してくると、
音の大きさで頭の中で位置関係を把握するのが
上手くなるので、
距離感覚は刺激されまくり状態なんですね。


また距離感覚(聴覚)を鋭くしていると、
空気を読んだり察することが上手になり
気がつく能力が向上にするんですよね。(^-^)

これ、心の成長においてとても重要なんです。

それからこれからの時代において
キーポイントと時々言われている、
「感性を研ぎ澄ます」ことが
上手になると思います。(^-^)

なので時々目を閉じて耳を澄ませる
ことをするというか、
聴覚を意識することはいいのかもしれませんね。


あ、昔TVアニメの聖闘士星矢
に出てくるキャラクターで
シャカっていうのがいたんですけど、
普段は目を閉じていて
目を開けるとパワーアップするっていう。

実はあれにも影響を受けてるんですよね。

でもホントはあんな適宜使い分ける
という器用なことなんて、
フツー出来ないはずなんですけどね。
目が見えてる時と見えてない時では
使う感覚が違うんで。

まぁシャカはゴールド聖闘士だから別格か...(笑)

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