続・「少ない力で最大限のパフォーマンス」にするには?

バリアをバリアじゃなくして
出来ることをupさせる、
バリア・フリーアドバイザーのたけちゃんです。

本日は、続・「少ない力で最大限のパフォーマンス」にするには?


さて突然なんですが、「古武術」って知ってます?



・・・



ズバリ、古武術とは
日本の伝統的な、徒手もしくは鈍器や刃物
火器などの武具の使用法や、
水泳、乗馬など戦闘に関わる技術を
体系化したものの総称で、
(?、ウィキペディア参照)

スポーツや介護の世界において、
使うと楽に動けたり
省力でスッといろいろ出来るということで、
様々なパフォーマンス向上の手段として
注目されているんですね。

特に肘・膝を「抜く」動作の活用が有名。

スターローンとかの映画に
感化されている私達は、
どうしても真っ向から力で対処しがちに
なっちゃうんですけど、

北斗の拳で言うラオウのような力ではなく
トキのような力っていうか...
(しなやかな力というか)

あ、イチロー元選手も使ってましたよね。
時々人間本来の身体構造上っていうか
理にかなっている動きについて語ってましたね。

あと巨人の元エース桑田投手が、
フィールディングに活用していたのは
有名ですよね。

f:id:T8315:20220214132423j:plain


でなんで突然古武術なのかと言うと、

昨日銀メダルを獲った高木美保選手を観ていたら、
ふとこのワードを連想しちゃったんですね。

先日のブログで言ったように、
高木選手は一瞬の力、瞬間的な力を使うのが
ずば抜けて上手いみたいなんです。

まぁ高木選手が「古武術」と意識して使ってる
訳ではないと思うんですが、
あのテーブルクロス引きのような瞬間的な力加減、
実は古武術のひとつなんですよね。

この前言った通り、
代表的に僕はボッチャの投球において
この力加減を使っているんですけど、
一番使ってるのはホントはいろいろな場面での
移乗動作時なんですね。

あまりにも自然にやってることだったので
忘れてましたが...

『ほ~、と言うと?』


はい、まず僕は常時車いす利用者なので、
トイレにしても寝るにしても
リハビリでベッドに横になるにしても、
移乗動作をする必要があるんですね。

今まではというかこの古武術を知らなかった頃は、
いっせーのーででお尻位置を
移動させるやり方だったんですが、

それを「いっせー」くらいにしてみたら、
動作がスムーズになったというか
タイミングが良くなったのか
力づく感がなくなり、(これが抜く動作)

楽に移乗動作が出来るようになったんです。(^-^)

力が入ってない時って、
ホントに体が軽くてスムーズな動きに
なるんですよね。
タイミングひとつというか...

何はともあれ、

この古武術の活用は、
あらゆることでのパフォーマンス向上に
影響を与えそう!(^-^)