「泣き寝入り」状態に陥った時には?

バリアをバリアじゃなくして出来ることをupさせる、
バリア・フリーアドバイザーのたけちゃんです。
本日は、「泣き寝入り」状態に陥った時には?


2022年もあっという間にもう10日以上過ぎているんですけど、
なんかいろいろと落ち着かない状態というか
何かに試されているんじゃないかとさえ感じるようなというか
地に足のついてない感じが続いてますよね。

特に個人的に感じているのは、
昨年頃からいろいろなことで泣き寝入りする場面が
グーンと増えた気がしているんですね。(^-^;
自分の想いとは裏ハラの事象に
よく遭遇するようになったというか...

(ちなみに車いす利用者は昨年今年に限らず、
泣き寝入りするようなことに遭遇する率が高いんですが。)

自分の想いと裏ハラなことに遭遇する訳ですから、
当然イラッとしますよね。何か声を荒げそうになりますよね。

でもそこはガマンの虫でグッとこらえて、
たとえばトイレの時(車いすトイレ)とかひとりになったら
吐き出すようにしましょう。
相手の人に当たるのは絶対にダメです。
ホントに自分に跳ね返ってくるだけですし。時間差で...

ですが、とは言うものの...といったところですよね。(^-^;


そこでひとつ、

こんな時に持ってこいの捉え方があるんです。

『え、なんだよ?』

はい、ズバリ、

「自分にいいように捉える」です!

『ん、どういうこと?』

はい、たとえばこんな例。

ところでこれはどこにでもある病院の廊下の写真なんですけど、
これ何か問題になる箇所はあると思いますか?

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『あぁ、通路幅が狭まって通りにくいってことか...』

その通りです。それ以外はどこもおかしくはないのかな。

で、さらにここを通行する人が壁際に付いている手すりを
使いたい場合だったらどうなるでしょう。

おそらくあの備品類を自分で動かしてそこを通行するか、
かなわんな~と思いながらなんとかしてそこを通行するか、
誰かを呼んでどかしてもらうか、
若しくはそこにじっと留まることになるんでしょう。(^-^;

つまり、バリアのある箇所というか泣き寝入りすることに...(^-^;


でもこの「自分にいいように捉える」ことが出来ると、
「こんなところに置きやがって!!」ではなくて
「スペース的にここしかないのか... まぁしょうがないな。
この区間はリハビリ区間にしよう!」だとか、

そこで働く人目線で言うと、
その時の業務の効率上だけにとらわれず
「空きスペースでも再精査してつくるか」だとか、
倉庫を整理して「備品類が置ける場所でもつくるか」
だとかになって、

意外なものが見つかったり
新たに別のことでのメリットにも
繋がっていったりするんです!(^-^)

何よりその方が気分いいでしょ...

『まぁな。』

それからこんなようなにして乗りきるのも有効かな。

たとえば繰り返しの単純作業的なことをするにあたり、
(おっくうな気分)
飽きずに集中力をきらさないことを目的に
その作業の中でのちょっとした動きについて
自分の中だけのゲーム性を持たせたりするというか...

これによりその単純作業に動きがつけられて
面白く出来るんです!(^-^)


でもなかなかそんな風には捉えるのは難しいですよね。(^-^;

で、そうなった時に有効になるであろうある名言があるんです!

『名言?ってことは歴史上の誰かの言葉か?』

はい、でも生きている人です。

ズバリ、イチロー(元)選手です!

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それはイチロー選手が
日米通算3,000本安打達成時の記者会見で言った言葉。

「その壁は、乗り越えられる人にしか来ない。」

つまり、そのバリア(泣き寝入りすることになった事象)は、
何かに試されてのことでじっくり向き合っていれば
必ずいい方向に向かうということ。(^-^) 結果往来的にでも...


まぁ今年これからはもっと試されてるような事象に出くわして
泣き寝入り状態になることが増えるのかもしれませんが、

先程言ったような感じで
「自分にいいように捉える」ことが出来ると、
それがバリアじゃなく思えてきて知らぬうちに何も問題ない状態
にすることが出来るはずなんで、

イチロー選手のあの言葉、
「そのバリア(壁)は乗り越えられる人にしか来ない。」
を頭の片隅において、
自信を持ってこれから訪れるであろう
あらゆる事象に対峙していきましょう!(^-^)

『なるほど...』