様々な「かける」エピソード、またそれによって...

バリア・フリーアドバイザーのたけちゃんです。
本日は、様々な「かける」エピソード、またそれによって...

 

 

今週のお題は「かける」。

 

この前のブログで言ったようにひらがなのワードって、

前後の文章とかまた受け手によって

どうにでもっていうかいろいろ意味合い

イメージを変えることができるんですが、

 

今日は僕の例でいろいろなエピソード、

またそこからの学び?、得たことを

いくつか紹介しますね。

 

まず、「この字書ける?」のかけるエピソードを。

この字書ける?というよりそれ以前の問題っていうか、

「字、書けますか?」と聞かれることが

僕はよくあるんですね。

どっかの窓口とか宅急便や郵便物の受け取り時に。

 

で、握力が弱くて汚ない字なんですけど

まぁなんとか書けるので、

「あ、はい...」と言って自分で書く訳なんですけど、

その際に僕は左手がほぼ動かないから

相手の人に紙を押さえといてもらわないと

うまく書けないんですね。

 

ひとりの時はだいたいケータイを文ちんにしてます。

ケータイも持ってない時は、

その辺にあるモノで代用したりして

今まであらゆるものを文ちん代わりにしてきましたね。

 

この受け取りサインって

けっこうめんどくさい作業なんですけど、

 

そのことをよく分かってる

よくうちに来る佐川急便のにいちゃんや郵便局のおじさんは、

「書いときますね。」と涼しい顔して

スッと代筆しといてくれたりするんですけどね。

あうんの呼吸というかで...

 

まぁでもこれのお陰かで紙を押さえるためのもの

(文ちん代わりのもの)の選定というか、

なにか○○代わりのものの選定も含め、

適当なものを見つける能力?は

めちゃくちゃ磨かれてますね。

 

パッと見ただけでいろいろ分かるレベルなんです。

良く言えば状況判断力が向上できてるんですよね。

中村俊輔さんや久保選手を

彷彿させるような状況判断力...(笑)

(やっぱこの時のユニフォームが一番カッコいいな。)

 

あ、「かける」エピソードだったな...(^-^;

かける、次は服を掛けるのかけるエピソード。

 

僕の家のクローゼットって

引っ掛けるとこがけっこう高い位置に付いてて、

車いすからだと目一杯手を伸ばさないと

ハンガーが引っかけれないんですね。

いつも「ハァー!」と掛けてるんです。

なのでよく着る服なんかは椅子とかに引っかけてますね。

 

でもこの服を引っ掛ける行為、

かなりピンと体を伸ばすので

けっこうなストレッチ効果が期待できるんですよね。

 

それからハンガーから服を取る時、

僕の場合は服を引っ張って取るんですが

その時に掛かってるハンガーが

服を取る反動で落ちないくらいの

微妙な力加減具合が試されるんですね。

拾うのはめんどくさいですから。

 

なのでこの行為によって微妙な力加減さ、

ソフトタッチ力?が磨かれるんですよね。(笑)

 

 

あともうひとつくらい。

 

賭け事のかけるエピソードを。
今の脳の病気をして3番目くらいに良かったな...
と思ってることなんですけど。

 

健常者の頃僕は

けっこうギャンブルをやっていたんですね。
パチンコ、パチスロ、競馬に時々麻雀と。
(競輪と競艇は手を出してないな。

今はどれもやってないんですが。)


それに伴いタバコもそれなりに...
現在の自分とはかなり違ってましたね。

日曜とか近くのパチンコ屋に朝一から

並んでたくらいなんです。
かなりキテた?かもしれませんね。

 

そんな中に病気を発症。ガラリとあらゆる環境が激変。

 

それによって(常時車いす利用、片手が使えない)

そういうギャンブル(賭け事)すべてから

足を洗うことが出来たんですよね。
環境的にというかでやれないんです。

 

タバコについても後遺症で

肺活量がめちゃくちゃ弱くなったおかげで、

自動的にやめれたんです。吸う力が足りなくて。


あ、当然マスクもずっとしてませんね。

死にそうになりますからね。
(しかし毎度思うんですけど、
あんなのしてよくフツーに話せるよな... しかも3年も...)

 

あと麻雀は全自動卓なら一応は出来るんですが、
片手が使えないので「ロン!」が出来ないっていうか
端と端で持って全部を倒すヤツが出来なくて

1個1個端から順番に牌を倒すんですね。

 

「ロ、ロン...」と、キレのない控えめなロン!
になってるのがイヤでやめたんです。(苦笑)

まぁ車いすに乗ってたら全自動卓でも

けっこう大変なんですけどね。