バリア・フリーアドバイザーのたけちゃんです。
本日は、○○は「意味合い、イメージが自由自在」!
今週のお題は「かける」。
かける... パッと思い浮かぶだけでも、
電話をかける、橋を架ける、心配をかける、この字書ける?
と次から次へと出てくるワードですよね。
こういうお題はいろいろと連想がしやすくて
書きやすいですね。
他に何があるかな。 たとえば茶碗が欠ける、
ふりかけをかける、カレーをかける。
(ご飯関係ばっかだな... 腹がへってるからか。苦笑)
それから布団を掛ける、水を掛ける、本にカバーを掛ける。
(今度は掛けるシリーズになってしまうな。)
あとトランプの株とかカジノのビットするの賭ける、
音楽をかける、服をかける、ササッと駆け抜ける、
2×3=6のカケルもあるか...
改めて日本語って不思議ですよね。
こういう風にひらがなで書かれると、
前後の文章、言葉、ニュアンスでいろいろ意味合い、
イメージを変えることができるんだから。
文字の形態でイメージを変えるものと言えば
たとえば「車いす」なんかももろそうなんですよね。
僕は車いす利用者になりたての頃から
車椅子ではなくて車いすという書き方をしてましたね。
「椅子」をひらがなで「いす」と書くと
柔らかい優しい人当たりがいい感じになるじゃないですか。
確かその時はそんな理由だったんじゃないかな~。
車椅子とか車イスはなんかカクカクしいというか
腫れ物感?が出てしまうな...と思ったんですよね。
でもこの車いすという表記、
市役所関係なんか気にして観てると
だいたいどこの市町村でも車「いす」なんですよ。
昔、なんかで椅子がchairを連想させてしまうとかで
「車いす利用者は家具の一部じゃない!!」
という声もあってそうなったと聞いたことがあります。
あとそれから「障がい者」もありますね。
これは元々障害という文字が使われてたんですが、
「障がい者は害をもたらすんじゃない!」
ということで「がい」になったとか...
ホントの意味合いでの漢字は障碍なんですけど、
「碍」の字が常用漢字ではないという理由から
障がい者という表記が多いみたいです。
でもまれにこの「碍」の字を使ってる人とかを
見ることがあるんですが、
このように「障碍者」と書くと、
「お、コイツなかなか知ってるな。」
と思わすことができるんですよね。(笑)
まぁとりあえず、ひらがなを使っておいて
あとのことは受け手にまかすというか、
どう捉えてくれてもいいですよ...
のスタンスがいいのかもしれませんね。
あ、人の名前で「翔」(かける)
っていうのもありました。