バリア・フリーアドバイザーのたけちゃんです。
本日は、「違和感に気づく能力」を鍛える、ある方法!
今週のお題は「あったかくなったら」。
あったかくなったらだと最初にパッと思い浮かぶのは
やっぱり暖かくなったらか...
今年はこの季節のわりにわりと暖かい日が続いてるんですが、
来週末「大寒」の頃は一気に
寒くなるようなことを言ってましたね。
とりあえず僕は3月くらいになったら
あれは再開しようかな...というところですかね。
ちょっと近辺に公共交通機関を
いくつか使って出掛けるというか、
様々なバリアフリー環境の観察・体験というか、
ぼぉっとしに行くというか...(笑)
あ、僕は常時車いす利用者なんですけど、
この外のというか様々なところにある
環境・設備を味わうことというのは、
車いす利用者みたいな障壁(バリア)を
多く抱えてる人にとっては特に、
その人の自立心というか
自分でなんとかしていく力をつけるためには
けっこう有益的だと想ってるんですね。
たとえばトイレひとつなんかのことを言っても
ホントいろいろなタイプに出くわしますし、
トイレ以外にもまた人によってですが
様々な問題箇所的なところに出くわすんです。
で、そういった様々なバリアフリー環境を経験していると、
他のところにおいて似たような問題箇所?に遭遇した時に
上手に適応できるというか
適当な感じの対応策みたいなことが、
スッと思いつきやすくなってくるんですね。
このいろいろな公共交通機関を使って出掛ける行為は
その効能が受けやすくなるんです!(^-^)
そんな感じの意味合いともうひとつ、
この行為をするに当たり
僕が重視しているポイントがあります。
まぁ昔から自然にそうなっちゃうことなんですが。
それは、先程も言いましたが
ズバリ、「ぼぉっとする」ことです!
ぼぉっと車窓の風景や同じ車両内にいる人、
モノ、掲示物といった目に入った
あらゆるものを観ていろいろ想像するというか。
なんであれはああなんだろう?とか
どうしてこの人はこうしてるのか?とか人生模様とか...
障がい者になって以降こういうことを
けっこう習慣的にするようになったからなのか
ちょっとした違いとかいつもと違う微妙な変化、
「違和感」が確実に感じやすくなっているんです。
でもこういうの、なにかと大事ですよね。
「ぼぉっと」にはそんな効能があると思います。(^-^)
あと、車いすスペースって先頭車両の運転席の
真後ろの場合が多いんですが、
あそこって列車の前方、線路が見えて
自分が運転してるみたいな感じになれるんですよね。
リアル電車でGOみたいなというか。
なので電車男風な人にしょっちゅう遭遇するんですね。
一眼レフカメラを首にかけて
キャップタイプの帽子を被ってるヤツに...(笑)
でもあの手の人ってけっこう親切なんですよね。
そしてなかなかの観察眼を持ってるんです。
僕がまぁまぁ混んでる車両から降りるため
ちょっと動いたりする時とか、
すぐ気づいて大きな声で
「車いすの人が降りるんで道を空けてください!」
と言ってくれる人が多いんです。
僕はヤツらにはけっこうお世話になってるんですよね。
あ、もしかしたらあの人ら車窓の風景とかをよく見てるし
あの誘導係っぷりからすると、
違和感に気づく能力がけっこう高いのかもしれません。
信じるか信じないかはあなた次第なんですけど。(苦笑)