「位置、位置関係」のいろいろ...

バリアをバリアじゃなくして
出来ることをupさせる、
バリア・フリーアドバイザーのたけちゃんです。

本日は、「位置、位置関係」のいろいろ...


昨日、とある講演会に参加するために
都市部に行くことがあったんですね。

一昨日のニュースで、
一瞬しか観てないんですけど
2mとれればマスクを外すように...
と国からの指示ということで
けっこう強めに言ってたのを観たんです。

「あ、これでもうマスクをしてなくても
堂々としてられるな。
いろいろな作戦?とか考えないで済むな。」
(電車内で超スローでペットボトルの飲み物を
飲むフリをしてマスクをしなかったり、
居眠りのフリをして
ついうっかりマスクをしなかったり...etc)

と思いきや、
道中誰ひとりと外してないんですよね。(^-^;
見事にキッチリ。(ウソー、聞いてないよ...)

唯一の救いはその講演会の先生がマスクに?の人で、
講演会中はほとんどの人がノンマスクでいてくれたこと。

まぁでも2m離れてなくても
これからもマスクはするつもりはないんですが、
車いすに乗っていると
自然に2m近く人とは離れることになるので、
僕はラッキー?なのか...(車いす優遇?)


で、その講演会の質問タイムの時に、
先生がさらっと興味深いことを言ってたので
ちょっと紹介しますね。
(まぁ随所に興味深い話はあったんですけど。)

ところでああいう講演会とかセミナーの
質問タイムで質問する人って、
どの辺に座ってる人が多いとか考えたことあります?

昨日の時は顕著にそうだったんですけど、
最前列の人ばかり。

その先生曰くそうなるのはそれがそこに座った人の
運命的な「役割」みたいなことだと言ってましたね。
自然にそうなるもんだと...
(もちろん席は自由です。)

僕は車いす利用者なのでこういう講演会とかでは
だいたい一番後ろの席になることが多いんですが、
一番後ろにはどういう「役割」があるんだろう...?

しかし一番後ろって背後に誰もいないので、
けっこう気楽というかリラックスできるというか
自然体な感じで話が聞けるということもあって、
集中して話が聞けるのでいろいろな気づきがかなりあり、
僕はけっこう好きなんですよね。

(リラックスし過ぎて寝てることもあるんですが...
コイツ絶対寝てるなってヤツもいるし
やたらとウンウンとうなづくヤツとか観てると、
なんか楽しいんです。笑)


話は変わるんですが、

誰かとマンツーマンで話をする時に
位置関係って気にします?

僕はけっこう気にしてるんですね。

何故ならその位置関係によって、
打ち解け具合リラックス具合、
話の盛り上がり、習熟度が変わってくるので...

『ん、どういうこと?』

はい、それはまず、「対面法」。

相手の真正面に座る方法。

常に相手を観ていることになり、どちらも緊張関係に...
心情的には相手を観察そして評価しているような
印象を与えます。さらには威圧感も...(^-^;

それから、「直角法」。

相手と90度くらいの直角の角度で座る方法。

位置関係が直角になるので
お互い同じものを観ることが出来ますし、
観察や評価や威圧感もなく
どちらもリラックス出来ます!(^-^)

このパターンはコーチングやカウンセリング等でも
よく使われているそうですよ。

さらには、「平行法」。

隣に横並びになって座る方法。

両者がもっとも親しくなれます。
お互いが同じ方向性、同じ目線で
ものを観やすくなります。
ですが観ているものがお互いに違うと
話が平行線になることも...(^-^;

「位置、位置関係」っていろいろありますね。


あ、昨日のこの講演会で
めちゃくちゃうれしいことがありました。

講演会が終わって会場の後ろの方で、
その先生が希望者ひとりひとりに
「エネルギー注入!」
というのをやってたんですね。
(僕は時々こういう怪しい?系の講演会に行くんです。笑)

後ろの方ということは僕の席の真後ろです。

ですがけっこう並んでたので、
行列に並ぶのが大嫌いな僕は
その時帰り支度をしながらも、
わざとゆっくり(大変そうに)やって
他人のエネルギー注入のおこぼれ?をもらってたんです。
(僕の延長線上だったので)

で、充分に浴びてそろそろ帰ろうかと
出口のほうに向かおうかの瞬間に、
先生がササッと僕に近づいてきて
エネルギー注入をしてくれたっていう話。
(これも車いす優遇。笑)

大変そうにやったのが効いたのか...
この作戦は、かなり効き目があるんだよな。(苦笑)