バリアをバリアじゃなくして
出来ることをupさせる、
バリア・フリーアドバイザーのたけちゃんです。
本日は、「想像力を養う」ための、ある方法!
昨日のブログでは「多目的トイレ」のバリア
(僕の感じているバリア)
についてお話したのですが、
もうひとつけっこう大きなヤツがありました。
『え、なんだよ?』
はい、ズバリ、ジャー?事情というか
水洗レバーがセンサー式になってないか、
ということです。
『ん、どういうこと?
どこにも触れず水を流してくれる訳だから
いいんじゃないのか...』
まぁそうなんですけど、
まず、多目的トイレって絶対数が少ないんですね。
駅とかだとだいたい1,2個しかないんです。(^-^;
なので昨日の商業施設のように
順番待ちになることがどこでもあるんですね。
まぁ自分が誰かを待たす場合も当然あるんですが...
その場合自分の次の人は「ジャー」の音で、
「あ、そろそろだな。」と準備し始めるんですね。
心の準備も...(笑)
でもその「ジャー」の音がしたのに
一向に出てこないとなったらどうでしょう。
後ろの人にしてみたら「おい、まだかよ。」
と、ちょっとイライラしてくるはずなんです。
『まぁそうだろうけど、別に急げばいいんじゃないのか...
ジャーをしたら。』
そうなんですけど、僕の場合ひとつ問題があって、
ズボンとパンツを上げるのに横に付いている手すりに
立ってもたれかからないと出来ないんですね。
で、その作業をするには便座から離れることになるんです。
でも便座から離れるということは、
あのセンサーが反応しちゃって自動的に
「ジャー」になってしまうんですよね。
まだズボンとかを上げるのに5分くらいかかるのに...(^-^;
当然僕の後ろの人は、「あ、ジャーだ。よしもうそろそろだな。」
とスタンバイし始めるんじゃないかと...
ところがなかなか出てこない。イラッ。
となるので僕の場合は、
「トイレの水洗レバーがセンサー式になっていないこと」
は、けっこう大きなポイントなんですね。
なので多目的トイレの中に入ったらまず
手すりの形状とそこを見ますね。(苦笑)
まぁそこでセンサー式だったとしても
どうしようもできないんですが...
覚悟が出来るくらいで...(笑)
んなこと言ってもしょうがね~だろと。
『あぁ、そんな問題があるんだな。(^-^;』
はい、まぁ。あ、話は変わるんですが、
ちょっと前に僕の車いす(電動車いす)なんですけど、
修理箇所が5,6箇所あったので業者に送っての修理
代車対応になってたことがあったんですね。
で、その時の代車のコントローラーの
ジョイスティック部分が最新式だったのか、
フツーというか僕のヤツは
動かすとそれに連動してカチャカチャと音がするんですが、
その代車は、ちょっと時間差で音がするようになってたんですね。
しかも鳴らない時もあるっていうか
鳴る音が最小限になるように設計されてたんです。
『ふ~ん。それがどうしたんだ?』
はい、従来というか通常のコントローラーは、
ジョイスティックから手を離すと真ん中に戻って
再びジョイスティックを動かすとカチャっと音がするんですね。
なので誰かの近くにいる場合に、
ちょっとでも動きなおしたりすると
「ん、近くに車いすのヤツがいるな...」
と、実際に目で確認せずして
存在を察知されることがあるんです。
『あぁ。(苦笑)っていうか代車のヤツでも時間差はあっても
一応カチャカチャは鳴るんだろ?』
まぁそうなんですけど、
鳴る音が最小限な訳なので
連続でカチャカチャ鳴らないようになっていたんです。
時間差でカチャで終わるっていうのか...
なので察知されずに
何かに近づくことが出来てたんですけどね。(笑)
『なんかこの話、
さっきのトイレのジャーの話にちょっと似てるな。』
あぁ、確かに物音だけで
その情景を思い浮かべるところなんかは似てますかね。
でもこういう行為、
察する能力向上というか想像力upに有効的なんです!(^-^)
感覚を研ぎ澄ますというか...
あと聴覚が発達してくると、
音の大きさで頭の中でいろいろなものの
位置関係が把握できるようになるので、
距離感がとても鋭くなります!(^-^)